何度掃除してもすぐに赤カビや黒カビが生えてくる……
どんな洗剤が一番カビを落とすのかな?
カビ落としはキッチン泡ハイター1本で十分だよ
お風呂のカビ掃除用の洗剤はたくさんあって、選ぶのも難しいです。色んな洗剤を試しましたが、結局変わらず……。
実はお風呂のカビ掃除用洗剤は
- 薄める必要がなく
- 漂白作用が強い
キッチン泡ハイター1本で十分です。
キッチン泡ハイターでしっかりとカビを除去して、1~2週に1回程度カビ予防をすれば、いつでもカビが無い清潔なお風呂になります。
この記事ではカビ対策にキッチン泡ハイターをおすすめする理由から、塩素系漂白剤の使い方・カビの予防法・原因にいたるまでカビに関する事を余すことなくお伝えします。
読み飛ばしOK!この記事で分かる事
カビ掃除にはある程度の知識が必要ですが、頑張って掃除しても落ちないカビもあります……。
掃除は大切ですが、キレイなお風呂で過ごす時間の方がもっと大切
プロに頼めば、あなたの時間と労力をかけずにカビを根絶できます。1度キレイにしてしまえばその後の予防は簡単。プロに頼めばあなたの時間を節約できます。
早く、楽に風呂をキレイにして心地いいお風呂に入りましょう。
フルタイム共働き9年目です。数年前まで掃除が苦手で、妻と頻繁に喧嘩する毎日…
いろんな方法を模索したけど、家をキレイにすることが家族関係を良くする方法だと気づき、掃除を勉強。家族関係が良好になって、快適な住環境を手に入れました。
カビ対策がキッチン泡ハイター1本でも十分な2つ理由
- 希釈する必要がない
- カビキラーやカビハイターよりもカビによく効く
僕は色んな洗剤を使ってみましたが、カビには入っている成分がシンプルなほど効果が高いとよく分かりました。
お風呂は色んな汚れがあるからこそ、シンプルな成分の物を選んだ方が汚れも落ちやすく、予防もしやすい。だけど、薄める手間はかけたくない…。
面倒くさいと掃除をしなくなるから、手軽に使えるキッチン泡ハイターがおすすめです。
希釈する必要がないからとても楽
ハイターなど液体の塩素系洗剤は、原液のままで使えません。
洗剤を水で薄めるのは面倒くさい……
キャップの周りに白い粉もつくから嫌いなのよね
本当はハイターのように、界面活性剤が入っていない方が高い効果を期待できます。けれど、希釈するのは面倒くさいので、スプレータイプが一番楽。
掃除するまでのハードルが低いよ
カビキラーやカビハイターよりカビによく効く
浴室用のカビキラーやカビハイターには金属封鎖材が入っていますが、キッチン泡ハイターには入っていません。
金属封鎖材はせっけん成分の働きを補助する成分で、塩素の働きと関係ありません。
カビ掃除をする時は周りのせっけんを落とした方が効果が高いので、事前に浴室洗剤を使って掃除をしてます。
だから、塩素系洗剤に金属封鎖材は必要ありません。キッチン泡ハイターは余計なものが入っていない分、漂白作用が強くカビによく効く。
キッチン泡ハイターはシンプルだから漂白効果も高い
カビの掃除方法(塩素系漂白剤の使い方)3選
お風呂のカビ掃除は3つの使い方を知っておけば十分。
塩素系漂白剤を使う時は以下の道具が必要です。
絶対にやっちゃいけない使い方
塩素系漂白剤は有害な塩素ガスが発生するので酸性洗剤と混ぜてはいけません
実際に被害にあったニュースもたびたび見ます。塩素ガスを発生させないためにも、前準備が大切です。
- 浴室洗剤かセスキ炭酸ソーダ(アルカリ洗剤)でお風呂を掃除
- 排水溝
- 床
- カビ発生個所
- 十分な水で洗い流す
- 掃除する箇所の水気を拭き取る
- マスク・メガネ・手袋で防御する
- 十分に換気する
酸性洗剤や、酸性のせっけんが残っていると塩素ガスが発生します。
始めに浴室全体を掃除してから、塩素に触れないようにマスク・メガネ・手袋で防御して換気しながら作業します。
塩素ガスは怖い……
前準備をすれば安全に使えるよ
1.直接吹きかける
- 直接吹きかけて5分~10分放置
- 水で30秒以上すすぐ
直接吹きかけて使用しても十分効果は高いです。
泡タイプなので、水気を切ってあれば対象か所にしっかりと密着して離れません。
液だれしない場所ならこれで十分。
一番最初に軽くためす
2.ラップとキッチンペーパーを使うやり方
- ラップの上にキッチンペーパーを準備
- 洗剤を吹きかけて湿らす
- 対象か所に張り付け5分~10分放置
- 30秒以上すすぐ
キッチンペーパーだけでもいいですが、ラップを使えば塩素が揮発しにくいのでさらに効果的です。液だれしてしまう天井や壁など、どこでも漂白できます。
キッチンペーパーが無い時はティッシュでも代用できますが、破れに注意して使いましょう。
これで落ちない汚れは、素材にカビの色素が浸透しています。表面を漂白すれば、それ以上広がる事はありませんが、気になりますよね。
深く根を張ったカビを落とすには
- 漂白の時間を長くする(1時間~1日)
- 何度も繰り返す
このようにして、素材に入り込んだカビの色素を脱色します。注意したいのは、素材の色素を壊す方法なので、パッキンやゴムが傷むこともあるので様子を見ながら漂白します。
根を張ったカビは頑固で全然落ちない…
カビは長く放置すると根を張ってしまいます。見つけたらすぐに掃除できるように、常に道具を準備しておきましょう。
3.スポンジで広げる
塩素系漂白剤は局部的に使うことが多いのですが、大掃除の時などに天井や壁など浴室全体に塗り広げることで、カビ掃除ができます。
- 桶などに洗剤を準備
- スポンジなどに馴染ませる
- 天井や壁にぬる
- 5分後放置
- 水で30秒以上すすぐor水拭きする
皮膚につくと肌が荒れるので、垂れてこない程度の量に控え、柄がついたスポンジやクイックルワイパーなどを使うといいです。
おすすめの天井掃除用品はバスボンくんシリーズの天井用ブラシです。バスボンくんはさめるスポンジでも代用できるのでおすすめ。
ハンドルがロックできて力が入れやすい
キッチンハイターを使って天井掃除する方法
僕が参考にしている茂木和哉さんがキッチンハイターで天井を掃除する動画です。
水で薄めるのは面倒ですが、水で流したり、水拭きする必要がありません。
カビを見なくなるカビの予防のコツ3選
また、生えてきた!!
カビが無くなってキレイになったのに、再発すると嫌な気分になりますよね。
カビ予防のコツ3つを紹介します。
このコツを抑えた掃除方法で、わが家はカビが発生しなくなりました。浴室全体のヌメリも減るのでぜひお試しください。
カビの栄養源を完全に絶つ
カビの栄養源を絶つには、1~2週間に1回、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤で掃除します。
カビの栄養源は、皮脂汚れや石鹸カスなどの酸性汚れです。この汚れが赤カビの発生原因で赤カビを餌に黒カビも発生します。栄養源を定期的に断つことが重要です。
セスキ炭酸ソーダを使った掃除法
ドアと窓を閉め切って換気する
お風呂に換気扇がついているなら、ドアと窓を閉め切って換気します。
窓やドアが開いていると、風が起こった時しか空気が流れません。窓とドアを閉め切って換気扇を回す方が、安定して空気が循環するので、浴室全体が乾きやすくなる。
24時間換気扇はつけっぱなしになりますが、換気扇のカビ防止のためにも入浴中以外は換気扇は回しましょう。
締め切った方がよく乾くよ
洗い立てのタオルやスクイジーで水気を切る
使用済みタオルでお風呂を拭いてはいけません。
返ってカビのえさをまき散らすことになるから絶対にダメ。
身体を拭いたタオルは雑菌の温床です。湯船につかってシャワーで流しても、皮脂油や石鹸カスは体のいたるところに残っています。体を拭いて汚れたタオルで、お風呂全体を拭き取るとカビがそこら中に繁殖します。
洗い立てのタオルかスクイジーで水気を切ればカビの栄養源がつかないから、カビも発生しません。
スクイジーなら簡単だし楽だよ
【原因】カビを発育させる3つの要素
カビが発育するには3つの要素が必要です。
- 温度
- 湿度
- 栄養源
どれか一つでも欠けたら発育できません。この中で、僕たちがコントロールできるのは栄養源だけです。
1.湿度が高い
カビが発育するためには、80%以上の湿度が必要
カビQ&A|株式会社 衛生微生物研究センター
~中略~
カビが使うのは空気中の水蒸気ではなく、表面の水分
浴室は入浴中に湿度100%になりますが、表面の水を使って発育するので必要なのは壁面や床の水切りです。
2.カビの成長にちょうどいい温度
温度が5℃~35℃前後であれば、付着した表面の栄養と水分を利用して発育
カビQ&A|株式会社 衛生微生物研究センター
浴室内が5℃以下になる事はあっても、35℃を越える事は滅多にありません。掃除する時に35℃を越える環境を作る方がカビの原因を根絶できます。
3.カビの栄養源が豊富
お風呂のカビの栄養源は主に3つ
- 埃
- 皮脂汚れ
- 石鹸カス
これらをえさにして発育します。普段の掃除で上手くコントロールすればカビの発生を抑えられる。
黒カビは時間が経つと落ちなくなる
黒カビは色素沈着を起こすので、簡単には落ちないです。
素材そのものの色を変化させるので、漂白でしか落とせない。
例えるなら、衣服についたシミと同じです。他のものに影響は与えないけど、見た目が悪い。
黒カビは素早い対応が大切
いつでも掃除できるようにカビ対策グッズを準備しておきましょう。
まとめ
カビ対策には成分がシンプルで使い勝手のいいキッチン泡ハイターがおすすめです。これ1本だけでもお風呂のカビを一網打尽にできます。
塩素系漂白剤を使う時は、塩素ガスを発生させないための前準備が必要です。しっかりと対策をして事故を防ぎましょう。
- 浴室洗剤かセスキ炭酸ソーダ(アルカリ洗剤)でお風呂を掃除
- 排水溝
- 床
- カビ発生個所
- 十分な水で洗い流す
- 掃除する箇所の水気を拭き取る
- マスク・メガネ・手袋で防御する
- 十分に換気する
準備ができたら、実際に作業をします。
いつでも掃除できるようにしておくことが大切
おすすめの掃除方法は3通り
- 直接吹きかける
- キッチンペーパーとラップでパックする
- スポンジで全体に塗る
カビは放置すると簡単に落ちなくなります。
見つけたらすぐに掃除する!
カビ予防におすすめの対策は3つ
- カビの栄養源を絶つ
- ドアと窓を閉めて乾燥させる
- スクイージーなどで水気を切る
身体を拭いたタオルはカビの原因を増やすから、絶対に使っちゃダメ!
カビの原因は3つ
- 温度
- 湿度
- 栄養源
温度と湿度を調整するのは不可能。栄養源が一番コントロールしやすいです。
洗剤の使い方と掃除のやり方、水気の管理の仕方を工夫すれば簡単にカビ予防ができる。
掃除はとっても大切ですが、キレイな環境で過ごす時間の方がもっと大切です。家族で幸せな時間を過ごすためにもキレイなお風呂にしておきたいですね。
できるだけ簡単な掃除方法を紹介してきましたが、掃除は簡単じゃないし、時間もかかります。たまーにお金をかけて掃除すればいつでも、いつまでもキレイなお風呂にできます。
お風呂をずっとキレイにする秘訣はプロに頼むこと
プロに頼んで、簡単な掃除だけやるからいつまでもキレイなお風呂に入れます。
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