お風呂の天井と壁掃除のやり方と掃除頻度を減らすコツを徹底解説

お風呂の天井と壁掃除のやり方と掃除頻度を減らすコツを徹底解説
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お風呂の壁や床の汚れはいつの間にかに溜まる。

いつまでも放っておくと、ひどい水垢に変化したり、黒く取れないカビに変化したりします。

ぼく
ぼく

きちんと掃除したいけど、面倒くさい…

つま
つま

天井と壁の掃除するまでのハードルって結構高いよね…

ぼく
ぼく

1回キレイにすればほとんど掃除の必要がないもんね

お風呂の天井や床は1回キレイにした後、酷く汚れる場所以外ほとんど掃除しなくてもいい

汚れる原因を知って、その汚れを落としていればカビも防げるし、水垢ができる事も少ないです。

掃除のコツと掃除頻度を減らす方法を知って、いつもキレイなお風呂を楽しみましょう。

もし、お風呂の壁や天井が酷く汚れているならハウスクリーニングを頼むことを強くおすすめします。

掃除したのにキレイにならなくて、洗剤と道具だけ大量に残った経験が僕にもあります。

1度溜まった汚れを素人がすべてリセットするには知識と技術が必要で、意外と難しい。この記事でも汚れをリセットする掃除方法を紹介しますが、すでに壁の隅や天井などに黒い汚れがある時は、プロに頼むことをおすすめします

キレイにすることは大切ですが、キレイな場所で過ごす時間の方が大切です。

浴室クリーニングを行うと早く、楽に掃除ができるので、キレイなお風呂を維持するお手伝いをしてくれます。

この記事をかいた人

フルタイム共働き9年目です。数年前まで掃除が苦手で、妻と頻繁に喧嘩する毎日…
いろんな方法を模索したけど、家をキレイにすることが家族関係を良くする方法だと気づき、掃除を勉強。家族関係が良好になって、快適な住環境を手に入れました。

浴室の壁と天井の汚れの原因

汚れの主な原因は洗ったときに飛び散る石鹸カスや皮脂汚れなどの酸性汚れです。

浴室の壁と天井の掃除では、酸性汚れをしっかりと除去する事が大切です。

理由は3つ

  • カビの栄養源は石鹸カスや皮脂汚れなどの酸性汚れ
  • 壁面と天井に酸性汚れが付着して水滴が溜まる
  • 酸性汚れについた水滴が水垢になる

カビの栄養源は石鹸カスや皮脂汚れなどの酸性汚れがメインです。栄養源を無くしてしまえばカビの発生を抑えることが出来ます。

水垢も発生しますが、天井や壁面の場合は酸性汚れが無ければ水滴が自然と落下するので水垢が固着しにくいです。酸性汚れが落ちていれば、壁や天井にしつこい水垢ができることはほとんどありません。

酸性汚れをしっかりと落とすことが大切です。

>>酸性汚れについて詳しく知る時はこちら

>>しつこい水垢の原因と対策についてはこちら

壁・天井掃除の手順

  1. 壁面の物をすべてどかす
  2. アルカリ洗剤を準備
  3. クロスやスポンジを使って掃除
    1. 天井
    2. 壁の腰から上は軽くでOK
    3. 壁の腰から下は念入りに
  4. 乾拭き(場合によってはやらなくてもOK)

まずは掃除しやすいように物をどかしましょう。壁面収納を活用している時は、床におろすか浴室の外に出します。

カウンターも水滴がつくので洗剤のボトルなども外に出すともっと掃除しやすいです。

アルカリ洗剤はセスキ炭酸ソーダがおすすめ

セスキ炭酸ソーダ水の作り方

おすすめのアルカリ洗剤はセスキ炭酸ソーダです。

市販のスプレータイプならすぐに使えますが、割と高いので粉タイプがおすすめ。

壁・天井用のセスキ水の作り方

  1. 桶に洗剤を小さじ1杯(5g)入れる
  2. 水を500mlほど入れる
  3. 混ぜたら完成

スプレーにすると顔にかかったりするので、桶に準備すればクロスやスポンジに洗剤をつけて拭くだけでOKです。

>>セスキ炭酸ソーダについてはこちら

マイクロファイバークロスやスポンジ掃除

洗剤をつけたスポンジやマイクロファイバークロスで掃除をします。マイクロファイバークロスを使えば仕上げ拭きは不要です。

スポンジやクロスに作った洗剤を含ませて、絞り、拭き上げる。

掃除の順序は

  1. 天井
  2. 壁の腰から上はあっさり
  3. 壁の腰から下は念入りに

天井に手が届かない時はバスボンくんシリーズの壁・天井吸水ワイパーがおすすめです。クロスもスポンジも取り付けて掃除できて、角度も固定できるので力を入れて掃除できます。

壁面の掃除は「下から上に」が基本です。

窓やガラスは下から上にで詳しく解説してますが、洗剤の液だれや拭きムラを防ぐために下から上に掃除します。

壁面の腰から下は石鹸カスが残りやすいので念入りに掃除をします。洗剤を多めに含ませて、ザラつきが無くなるまで擦ります。

ぼく
ぼく

下から上に拭き上げるのは少し大変だけど、仕上がりが全然違うよ

>>掃除の基本について詳しく知る

仕上げはマイクロファイバークロス

  • 洗剤の残りが気になる
  • スポンジで掃除をした

こんな時はマイクロファイバークロスで仕上げ拭きします。

クロスに水をつけて固めに絞って拭き上げると素敵も手垢も残らずキレイに仕上がります。

マイクロファイバークロスをおすすめする理由
  • 繊維に凹凸があり汚れを絡めとる
  • 吸水力が高い
  • 安価に手に入るので使い捨て出来る

カビの予防としつこい汚れを落とすコツ3選

カビ防止やしつこい汚れを落とすコツを3つ紹介します。

  • 浴室洗剤はカビの栄養源
  • 水垢にはクレンザー
  • 黒カビには塩素系漂白剤

浴室用洗剤はカビの原因になりやすい

大雑把な言い方ですが、浴室用洗剤の主成分(界面活性剤)は油から作られるので、カビの栄養源になります。

そのため、洗剤の洗い残しがカビを発生させている事も多いです。

浴室用洗剤は毎日掃除する浴槽には向いてます。主成分の油がツルツルして汚れを落としやすいし、気持ちいいです。

しかし、その他の部分では残った油がカビの栄養源になるのであまりおすすめできません。

天井や壁は浴室洗剤ではなく、界面活性剤が入っていないアルカリ洗剤で洗うとカビの抑制をできます

ぼく
ぼく

洗い上りが全然違うのでアルカリ洗剤を使ってみて欲しい

水垢はクレンザーで落とす

壁面や天井にしつこい水垢がつくことは少ないですが、隅の方には白い塊や、半透明のモヤモヤした汚れがつくことがあります。

アルカリ洗剤の掃除で落ちない水垢はクレンザーを使うとすぐに落とせます

クレンザーは仕上りのキレイさを望むか、洗浄力で洗剤を選ぶと良いです。

クレンザーおすすめ度研磨力
(汚れ落ち)
仕上りのキレイさ
(傷の目立たなさ)
使える場所使えない場所
茂木和哉
(バスタブ用)
5.04.04.0プラスチック製品、
鏡、金属類
塗装面やコーティング
してあるところ
おふろのルック
みがき洗い
3.52.05.0プラスチック製品、
鏡、金属類
塗装面やコーティング
してあるところ
クリームクレンザージフ
バスクリーナー
3.52.05.0プラスチック製品、
鏡、金属類
塗装面やコーティング
してあるところ
茂木和哉
(鏡専用)
3.05.05.0鏡以外
100均多目的クレンザー3.05.02.0鏡、金属類プラスチック製品

クレンザーの詳細はおすすめのクレンザーと使い方でまとめてます。

個人的には洗浄力が強いけど、傷がつきにくい「茂木和哉 バスタブ用」がおすすめ。

黒カビには塩素系漂白剤

黒いカビが生えた時は、塩素系漂白剤一択

黒カビは家庭の汚れの中でも一番の強敵なので、洗剤も家庭で使える洗剤の中で一番強力な塩素系洗剤を使います。

漂白を何度か繰り返すことで素材の色素が破壊されて白くなりますが、素材自体を傷める原因にもなります。

素材が変色した汚れは取れない事もあるので、使い過ぎないように注意が必要です。判断がつかない時や、浴室全体に黒い汚れがついている時はハウスクリーニングに頼んでリセットする事をおすすめします

プロは経験豊富なので、取れる汚れ取れない汚れへの判断もできます。掃除に多くの時間を使うのは、もったいないので専門家に頼むことで、時短や節約になる事も多い。

ぼく
ぼく

お風呂なら定価で1万6千円

つま
つま

お風呂掃除をしてキレイにならなかった事を思うと安いと感じることも多いよね

>>おすすめの浴室クリーニングはこちら

掃除頻度を減らす方法3選

お風呂がキレイになると、その状態を維持したいですよね。

壁や天井は気を付けていれば汚れることは少ないですが、2つの事に注意すればもっと掃除の頻度を減らせます。

  • 酸性汚れを速やかに落とす
  • 室温を下げて乾燥させる

この2つに注意しつつ、毎日簡単にできる事をまとめました。

掃除頻度を減らす方法3選
  • 石鹸カスや皮脂汚れをしっかりと落とす
  • 浴室の温度を下げてから上がる
  • 浴室を閉め切って乾燥させる

石鹸カスや皮脂汚れを残さない

この記事で何度も言ってますが、カビ対策の基本は石鹸カスや皮脂汚れを残さない事です。

カビ菌は石鹸カスなどの酸性汚れを栄養源として成長するので、栄養となる石鹸カスが無ければ発生しにくいです。

  • 体を洗い終わったら壁面についた泡を熱め(40℃程度)のシャワーで流す
  • 週1回ぐらいで泡が付きやすい壁を掃除する

この2つを実施するだけで天井や壁全体の汚れが気になったり、カビが発生する事が減ります。

浴室内の湿度を下げてから上がる

お風呂から出る時は、床に冷水を撒いてから出ましょう。

床を冷やす事で浴室全体が冷えて浴室全体の湿度が下がり、壁面や天井に水滴が残りにくくなります。

壁面に水滴を残さないように水切りで水を切ってから出るとより効果的です。

ぼく
ぼく

壁や天井は水切りをしなくても大丈夫

注意点

カウンターと床は水分が残りやすく、水垢も発生しやすいので絶対に水切りした方がいい

浴室を閉め切って換気扇を回す

浴室のドアを閉めて換気扇を回すことで浴室全体の空気が循環します。

空気が回る事で浴室全体が乾燥します。必ずドアを閉めて換気扇を回しましょう。

掃除よりも時間を大切に

「人間の生活は汚れとの戦い」ですが、掃除ばっかりしていられません。

僕たち現代人はやりたいことだらけだし、みんな忙しくて掃除する暇もないから、時短掃除を頑張ります。けれど、掃除は試してみないとキレイにできるか分からないし、挑戦して失敗するのは辛い…

  • 汚れが気になる
  • 掃除について調べる
  • 道具と洗剤を買って実践

毎回、こんなプロセスを繰り返してませんか?

難しい汚れと向き合うには時間と体力とお金が必要です。

簡単な掃除だけ自分でやって、溜まった汚れはプロに落としてもらった方が自分の時間を有効に使えるし、キレイさも段違いです。

ハウスクリーニングなら約1万5千円でお風呂全体のリセットをできて、使う時間は申込の数分と打ち合わせの数分、合計15分程度です。

例えば、1年分のお風呂の汚れをハウスクリーニングでリセットすると考えると月に1250円、1日41円程度です。毎日ヤングドーナッツ食べるよりも安い金額でお風呂がキレイになるので、僕は喜んで頼みます。

1回でもお風呂の汚れをリセットすれば、簡単で楽にできる掃除だけでずっとキレイを維持できます。掃除の時間が短くなれば、空いた時間で部屋の片付けも進むし、子供と遊ぶことだってできます。

ずっとキレイが続くので心地よいバスタイムを過ごせる。湯船に浸かりながらキレイな天井や床を眺めるのは意外と気持ちいいです。

「キレイにすることは大切ですが、キレイな場所で過ごす時間の方が大切」

溜まった汚れをプロに頼んでリセットして満足の行く時間を過ごしましょう。

>>おすすめの浴室クリーニングはこちら

まとめ

お風呂の天井と壁の掃除のポイントは酸性汚れ対策です。基本に沿って掃除をして、酸性汚れをしっかりと除去しましょう。

壁・天井の掃除手順

  1. 壁面の物をすべてどかす
  2. アルカリ洗剤を準備
  3. クロスやスポンジを使って掃除
    1. 天井
    2. 壁の腰から上は軽くでOK
    3. 壁の腰から下は念入りに
  4. 乾拭き(場合によってはやらなくてもOK)

カビ予防やしつこい汚れを落とすコツを紹介しました。

カビ予防には界面活性剤が入ってないアルカリ洗剤を使い、しつこい汚れには強い洗剤を使います。

  • 浴室洗剤はカビの栄養源になるから注意
  • 水垢にはクレンザー
  • 黒カビには塩素系漂白剤

浴室の掃除頻度を減らすことも難しくありません。

お風呂の天井や壁は酸性汚れを除去しつつ、水滴を残さない工夫をすれば年1回程度の掃除でも十分です。

掃除頻度を減らす方法事3選
  • 石鹸カスや皮脂汚れをしっかりと落とす
  • 浴室の温度を下げてから上がる
  • 浴室を閉め切って乾燥させる

簡単に、楽にキレイを維持して幸せなバスタイムを過ごしましょう。

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