コンロ掃除には重曹がいいって聞いたのに、全然汚れが落ちないんだけど……
重曹は洗浄力が弱くてコンロ掃除に向かないよ
セスキ炭酸ソーダの方がよく落ちる
ホントにセスキを使ったら簡単に落ちたね!
わが家では何度も油コゲを作って落としてきましたが、重曹では汚れを落とせません。油汚れにはセスキ炭酸ソーダがおすすめです。
この記事では、重曹で汚れが落ちない理由とコンロをピカピカにする掃除方法について解説します。
キッチンの汚れに悩んでいるあなたのお家がキレイになると嬉しいです。
- キッチン掃除をやる時間がない
- 掃除が苦手
そんなあなたでも大丈夫。絶対にキレイにできます。
それでも心配な時はプロのキッチンクリーニングがおすすめです。
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キレイにした後は、掃除のコツなども教えてもらえます。僕は1回クリーニングを頼んでから、自分でもキレイにできるようになりました。
読み飛ばしOK!この記事で分かる事
重曹でコンロの汚れが落ちない3つの理由
「汚れが落ちる」とネットで評判の重曹ですが、使ってみるとそうでもない。
重曹では対して汚れを落とせないんです。
マイルドな研磨力
重曹は水に溶けにくいので研磨剤として使われることもありますが、実際は全然研磨できず、汚れが落ちません。
しつこい汚れを落とすには、重曹よりもクレンザーを使った方がいいです。
一度クレンザーを使うと分かりますが、汚れ落ちが全然違います。わざわざ重曹を使う意味がありません。
マイルドな洗浄力
重曹は温度が上がらないと洗浄力が高まりません。常温では水に溶けにくく、アルカリ性も低いので油を分解できません。
食洗器のように高温で洗浄時は油汚れを分解できます。
買ったけど、あんまり使わなかった……
溶けにくい粉末
重曹は水に溶けにくいため、水拭きをしても白い跡が残ります。
コンロは水で流せないので拭き後が残る。重曹は水で流せる場所で使いましょう。
セスキ炭酸ソーダは油汚れに最適な洗剤
セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ソーダを1:1で合わせたもので、石鹸と同程度のアルカリ性です。家庭で発生する油汚れを分解しながら掃除できます。
初めて使ったときは汚れが落ちすぎて感動しました!
- 油汚れを分解できる
- 水に溶けやすい
- 扱いやすい
油汚れが簡単に落ちる
セスキ炭酸ソーダは色々な工場で脱脂剤としても使われます。アルコールなどの有機溶剤よりも安定していて、環境への負担も少ないです。
食器用洗剤と違い、油を分解するので簡単に汚れを落とせます。
コンロ周りの壁のべたつきには壁にスプレーをして2~3分ほどつけておけば、固まった油汚れもすんなり落ちる。
真っ黒になった油コゲも、セスキ水で煮込んで一晩おいておけばだいたいのコゲがはがれます。その後は、丁寧に優しくこすれば傷をつけずにコゲを落とす事も可能です。
まっ黒な油コゲは時間がかかるけど、きちんと落ちたよ
水に溶けやすい
良く水に溶けるので、扱いが簡単です。
セスキ水はとても使いやすく、シュッとひと吹き・サッとひと拭きで油汚れが一瞬で落ちています。
水にすぐに溶けるから、拭き残さない
素手でも使える
セスキ炭酸ソーダはせっけんと同程度のアルカリ性のため、素手でも扱えます。
けれど、素手で使うと弱い刺激があるので肌の弱い人は手袋をしましょう。
- リスト1
- リスト2
- リスト3
そんな方は手袋をつけましょう。
僕は週1ぐらいで使いますが、今のところは肌荒れしてません
注意点
- 素材を傷めることもある
- 場所によっては水拭きが必要
セスキは油と化学反応を起こすので、掃除した場所を変色させたり、塗装をはがしたりキッチンを傷める可能性があります。
キッチンやコンロの取り扱い説明書には、アルカリ性の洗剤の使用を控える注意書きが必ずあるので、使用する時は注意が必要です。
素材を傷める可能性が否めませんが、汚れが落ちないのも困ります。
僕は過去に塗装をはがした経験から2つのルールを設けました。その後は、失敗する事もなくなり、すぐに汚れを落とせて、キレイを維持しやすくなりました。
- 5分以上つけ置きしない(油コゲ以外)
- 仕上げの水拭きをする
この2つを徹底してから素材を傷めてないよ
コンロ周りを10分でキレイにする方法
油コゲがついている時は10分で落ちませんが、普段の料理で汚した程度ならどれだけ時間が経っていても10分程度でこれぐらいキレイにできます。
うちでは2~3ヶ月汚れを溜める事もあるよね……
やる気になれば10分でキレイにできるし、大丈夫だよ!
- 部品は食洗器かつけ置き
- ガラストップにセスキ水をまく
- ブラシやスポンジで軽くこする
- キッチンペーパーなどで拭き取り
- マイクロファイバークロスで水拭き
- マイクロファイバークロスで乾拭き
掃除を始めた頃は食器用洗剤を使っていましたが、汚れが全然落ちないし時間がかかりました。
食器用洗剤の汚れ落ちが悪い理由は3つです。
- 洗浄力がマイルドすぎる
- 多くの水が必要
- 洗剤が残りやすい
アルカリ性の食器用洗剤なら、汚れ落ちもいい。なんて記事を見る事もありますが、そんなことありません。油を分解しないので時間がかかります。
油を分解できるセスキ炭酸ソーダの方が、掃除に向いています。
セスキ水に変えたら10分で掃除が終わったよ
落ちにくい玉ねぎもセスキ水をかけて少しこするだけでスルンと落ちるよね
セスキをしみ込ませた不織布も便利ですが、コスパが悪いです。セスキ水は出番も多いので、1つ作っておくとキッチン回りの掃除だけじゃなくお風呂の掃除にも使えます。
- 水500㎖+セスキ炭酸ソーダ5g=セスキ水
- スプレーボトルに入れて、すこし振れば完成
埃の掃除やオーブンレンジの掃除にも使えるよ
ガンコな油コゲを傷つけずに落とす方法
まっ黒にコゲ付いた油コゲを落とすにはセスキ水で煮込んで一晩つけ置きします。
- セスキ水で煮込む(沸騰して10分)
- 一晩おく
- やさし~くこする
セスキ水の濃度は1%(水100㎖:セスキ1g)でOKです。
汚れ落ちが悪いようなら、煮込んでセスキの濃度を高めます。
落ちなかったら、再度セスキ水で煮込むことでさらに汚れが緩みます。じっくりと時間をかければ絶対にキレイに落とせます。
こすってたら時間を忘れちゃうよね…
この前は気づいたら15分経ってたよ
時間が無いとできないやつだね…
掃除する時間が無いけど早くキレイにしたい時は、プロのハウスクリーニングメーカーに頼みましょう。
プロは「技術力・道具・洗剤」が違うので、手早く汚れを落とします。
油汚れもスッキリ!グリルの掃除方法
グリルの部品やカバーもセスキ水を使うと早いです。
油汚れがひどく固まってしまったときは、食器用洗剤では太刀打ちできませんよね。
油が固まった時は、温めて油汚れをゆるめつつセスキ水で分解させます。コンロの油コゲほどひどくならないので、以下の手順で洗えば簡単です。
- 部品をお湯であたためる
- セスキ水につけてこすり洗い
- 水で洗い流す
グリルの種類にもよりますが、水なしグリルならグリルの内部は水拭きだけで十分です。火が付く部分を触らないように注意して汚れを拭き取りましょう。
キッチン掃除で失敗しないコツ
キッチンはデリケートです。掃除中に傷つけたり、素材を傷めたりする事もあります。
次の3点を守れば目立つ傷や変色を防げます。
- 力を入れない
- 汚れを確実にゆるめる
- 目立たない所で試す
油コゲを落とすためには力を入れる必要はない
僕は油コゲの掃除をする時に本当に落ちるのか心配で、力を入れ過ぎてバーナートップに傷をつけてしまいました……。
力任せにやっちゃダメだよ!
汚れは落ちるって信じてじっくり油をゆるめてね
以後、気をつけます。。。
しっかりとゆるめれば、力を入れずに汚れを落とせますが時間がかかります。
セスキ炭酸ソーダは水拭きが必要
セスキ炭酸ソーダ使用後はコーティングがはがれる事もあります。
セスキ掃除を始めたころにわが家のゴミ箱を掃除したのですが数日後……ゴミ箱のコーティングがはがれていました。
セスキ炭酸ソーダは使って反応するわけではありません。ゆっくり反応するので、一度セスキ水で掃除したら、水拭きをしてコーティングをはがさないようにしましょう。
セスキ水使用後は水拭きしてね
まとめ
重曹は水に溶けにくいので、実は掃除には向いていません。
油汚れにはセスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダを使えば、油汚れを簡単に落とせます。
まっ黒になった油コゲだけは時間がかかります。じっくりと時間をかけて掃除する必要があるので時間がある時に挑戦するか、プロに頼みましょう。
プロは技術力や使う道具が違うので、傷をつけずに汚れを落とします。
キッチン周りの掃除は面倒くさくてなかなかやれませんが、セスキ炭酸ソーダを使えば簡単です。
スッキリとキレイなコンロなら、料理のやる気も出るし輝く天板が気持ちいい。
キッチンをいつもキレイな状態にするのは難しいです。
汚れが溜まっても大丈夫、キレイに落とせます。
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