毎日洗っているのにあんまりキレイにならない…
お風呂に張った水際が何かざらついたり、洗ったつもりでも汚れが残っていたりしませんか?
実は、お風呂のお湯を少なめにしている家庭では壁面に汚れが残りがちです。そんな浴槽の汚れを簡単にキレイにする方法を紹介します。
浴槽を洗う時はユニットバスボンくんか激落ちくんお風呂まるごとバスクリーナーがおすすめです。
ユニットバスボンくんについてはユニットバスボンくんは良いブラシだけど、これだけじゃ物足りないにて徹底的に解説したので、購入する時の参考にしていただけると嬉しいです。
もし、あなたのお家の浴槽に軽くこすっても落ちないほどの皮脂汚れが溜まっているなら、浴室クリーニングサービスに頼むことをおすすめします。
しつこく、こびりついた皮脂汚れは簡単には落とせないし、必ず研磨が必要になります。落とすのが難しく、時間もかかるのでプロに頼んで一気にリセットしましょう。
浴室クリーニング業者選びは、意外と難しく、失敗するとキレイになりません。
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フルタイム共働き9年目です。数年前まで掃除が苦手で、妻と頻繁に喧嘩する毎日…
いろんな方法を模索したけど、家をキレイにすることが家族関係を良くする方法だと気づき、掃除を勉強。家族関係が良好になって、快適な住環境を手に入れました。
浴槽の洗いのコツは汚れの原因を知る事
浴槽のざらつきの原因は、皮脂汚れや石鹸カスです。酸性汚れと言われる種類の汚れ。
皮脂汚れや石鹸カスの特徴は
- 水に溶けにくい
- 固まるとガンコ
- 温度が高い方が落ちる
こんな特徴があるので、洗剤を使ったこすり洗いが必要で入浴直後が一番落ちやすい。
入浴直後に洗えない場合でも大丈夫。残り湯を保温したり、洗う前に浴槽をシャワーで温めたりすることで汚れ落ちを良くできます。
浴槽を楽に早く洗う5つの手順
- 浴槽をあたためながらお湯を抜く
- 浴室用洗剤を下から上にまく
- 下から上にブラシでこする
- ついでにカウンターを洗って水垢防止
- お湯で流して冷水で冷ます
1.温かいシャワーで流しながらお湯を抜く
浴槽の汚れは酸性汚れなので、温めると汚れが柔らかくなって落ちやすいです。
残り湯が冷めてしまったら、温かいシャワーで浴槽の壁面を流しながら残り湯を抜きます。そうする事で、酸性汚れが緩んで汚れ落ちが良くなる。
汚れを落とす前準備は大事だよ
2.浴室用洗剤を下から上にまく
普段、浴室用洗剤を使っていると思います。もしも浴室用洗剤を使っていないなら、浴室用洗剤を使う事をおすすめします。
理由は浴室用洗剤にはキレート剤(金属封鎖材)が多く含まれているからです。
日本の水は軟水と言えども、水の中にはカルシウムイオンや鉄イオンなどが含まれていて、洗剤の成分と優先的に結合してしまいます。
特にお風呂では大量の水を使うため、洗剤の効果が弱くなりやすいです。だから、金属イオンの動きを抑えるキレート剤が多く含まれている浴室用洗剤が適しています。
市販の洗剤で一番のおすすめはバスマジックリンです。
他の浴室用洗剤よりも多めにキレート剤が含まれているので汚れ落ちが良く、洗浄成分も赤ちゃん用の洗剤に使われる両性界面活性剤を使うので、肌に優しいです。
毎日使うお風呂用洗剤は肌に優しいバスマジックリンについて比較解説
3.下から上にブラシでこする
実は、壁面などの垂直な場所を洗う時は「下から上に」が基本です。
- 洗剤のムラが減る
- 洗い残しを減らせる
上から洗うとどうしても隙間やムラが出やすいので下の方にに洗剤をまいてブラシやスポンジで塗り広げるような感じで洗います。(洗剤をたっぷり使う方はまんべんなく洗剤をかけてもOK)
下から洗えばムラなく洗えるから、
仕上りがいいよ
ちなみに、こすらない洗剤がよくCMで流れていますが、個人的にはこすり洗いはした方がいいと考えてます。
- 洗剤はこすらないと効果が薄い
- 微生物汚れ(赤カビ)にはこすり洗いが必要
界面活性剤はこすらないと汚れと混ざるまでに時間がかかります。それならこすっても変わらないし、こすった方がムラなく洗えます。
洗剤の説明にも書いてありますが、微生物汚れにはこすり洗いが必須です。浴槽は微生物の温床となりやすいのできちんとブラシでこすった方が洗剤の効果を十分に発揮できます。
ブラシを使えば何となくこするだけでキレイに仕上がります。特に考えずに何となく洗っていてもキレイにできるので、浴槽用ブラシはおすすめです。
4.ついでにカウンターを洗って水垢防止
浴室で毎日掃除すべき場所は浴槽とカウンターです。
いつの間にか水垢が溜まってモヤモヤするカウンターですが、毎日洗って水を切っておけばモヤモヤを防げます。
浴槽を洗ったついでにカウンターも一緒に洗えば、そんなに面倒くさくなく洗えます。
カウンターは目につくからキレイにしておきたい
5.お湯で流して冷水で冷ます
暖かい方が汚れ落ちが良いのでお湯で流します。
暖かいままだと結露が発生しカビが生えやすいです。
シャワーの冷水で冷まして、しっかりとカビ予防をしましょう。
落ちない汚れが付いた時の対処法
子供が遊んだおもちゃの着色汚れやマニキュア等がいつの間にか色移りしてたり、カビが生えたり…
浴槽は気が付くと結構汚れてます。
色移りした時は研磨する
浴槽の着色汚れは、浴槽の素材の中に色が入り込んでいるのでただの中性洗剤では落ちません。
色移りを落とすにはメラミンスポンジやクレンザーを使った汚れ落としが必要です。
メラミンスポンジは水をたっぷり含ませて使いましょう。そのまま使うと研磨力が強すぎて、傷がついたりします。
クレンザーを使う時はプラスチックでも使える物を選びます。
おすすめは「茂木和哉 バスタブ用」です。浴槽でも安心して使えて、一瞬にして汚れが落ちます。
カビが生えた時はアルカリ洗剤や塩素系漂白剤
赤カビ、黒カビで対処法が変わります。
赤カビの汚れ落としにはセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤が最適
浴室用洗剤の擦り洗いでも落ちますがカビの栄養分が残りやすく、すぐに生えてくるのでセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ洗剤でカビの栄養分を分解します。
セスキ炭酸ソーダは赤カビの原因となる酸性汚れを分解するので、洗剤よりも洗浄力が強いです。洗い流しは必須ですが、原因菌を減らせるので赤カビの発生を遅らせられます。
黒カビには塩素系漂白剤を使うといいです。
塩素系漂白剤は家庭で使える最強の洗剤ですが注意点が2つあります。
使い方は、洗剤をかけて5分ほどつけ置きします。それでも黒カビが落ちない時は何度が試して、洗剤がカビの原因に届いて、色素を破壊するまで日をまたぎながら繰り返すと効果的です。
しかし、素材が傷んでしまうので黒く変色してしまったら諦めるしかないかも…。黒カビが発生しないように、掃除にはげみましょう。
まとめ
浴槽の汚れは酸性汚れなので簡単に落とせますが、やり方を間違えるとざらつきが残ります。
酸性汚れを落とすコツは2つ
- 温める
- 洗剤でこすり洗いをする
- 温かいシャワーで流しながらお湯を抜く
- 浴室用洗剤を下から上にまく
- 下から上にブラシでこする
- ついでにカウンターも洗う
- お湯で流す
浴槽を洗う時はユニットバスボンくんか激落ちくんお風呂まるごとバスクリーナーがおすすめです。
ユニットバスボンくんについてはユニットバスボンくんは良いブラシだけど、これだけじゃ物足りないにて徹底的に解説したので、購入する時の参考にしてください。
毎日の掃除は大変ですが、1~2分程度でキレイにできます。
キレイを維持して、最高のバスタイムを過ごしましょう。
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